地域支援薬剤師養成プログラム(東京北医療センター・あま市民病院)
高度急性期から慢性期まで
国内のどの地域、どの医療ステージにおいても、標準的な医療を提供できる薬剤師を育成します。
2025年4月より薬剤師レジデントプログラム始動!
東京北医療センターは、地域医療振興協会(JADECOM)の旗艦病院として最先端の医療をめざし、医療技術の向上と優秀な医療従事者の育成、地域支援を運営の柱としています。「地域医療支援病院」として、災害拠点病院やCCUネットワーク、周産期連携病院の指定など地域でも中核的な役割を果たしています。
薬剤師レジデントプログラムは、EBMの実践できる薬剤師を育成し、どの地域においても標準的な医療を提供することで、日本の医療レベル向上に寄与することを目的に立ち上がりました。プログラムでは急性期病院のほか、慢性期病院や診療所での研修も行うことで、どの医療ステージにおいても標準的な医療の提供につなげられる薬剤師となることを目指します。
プログラムとしては、1年目を東京北医療センターとあま市民病院で計6ヶ月ずつ研修し、調剤の基本スキルとして主にセントラル業務(内服・注射・製剤業務)を修得します。2年目は様々な地域の病院で慢性期病院から診療所での研修を行います。
この2年間のプログラムは、皆さんが10年、20年後も自信をもって医療に携わり、臨床薬剤師として活躍するための基礎スキル修得に役立つものと信じております。私たちにとって新たな挑戦であり、乗り越えるべき課題も多くあるかもしれません。しかし、当院が研修医の基幹型研修病院として教育の文化があること、医師、看護師をはじめとする多職種との協働体制は全国でも有数の環境であり、私たちにしかできない教育プログラムであると自負しております。ぜひ、今後の日本の医療を支える臨床薬剤師として、私たちとともに歩んでいただける方をお待ちしております。